2001年５月27日の北宇都宮駐屯地航空祭にて展示されたRPH-2です。
RPH-2は、比較的大型の多用途無人ヘリコプタ。
富士重工製のレシプロエンジンを搭載し、約５０ｋｇのペイロードがあります。
気象庁が１機買って、三宅島観測に使いだしたそうです。
この展示機には農薬散布のアタッチメントが付いています。
左にあるのがコントローラ。
この機体は水平尾翼が付いてないですね。
速度を出さないミッションに限定しているんでしょうか。
ローターハブはシンプルなシーソー形式。
こんなところにエンジン冷却用のラジエータ。
ダウンウォッシュを浴びるから効率は良さそうだけど、ホバー効率は悪くなりそう。
水平尾翼としての効果も少しはありそうです。
速度を出したときの癖の悪さがあったとしても、パイロットが乗っているわけではないから、
オートパイロットで補正してるんでしょうか。
テールローターのアップ。